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レスポンシブWebデザイン - No.9 -       コンテンツ・ファースト その3

コンテンツを起点に考えるウェブ制作とコンテンツ戦略

ユーザが求めるコンテンツを提供するには、最低限、以下の3つを知る(または想定できる)必要があります。
  1. 提供する相手は誰か
  2. 提供するコンテンツの目的は何か
  3. ユーザは、いつ、どこで、どのようにコンテンツを消費するのか
これら3つを考え、調査し、想定することで、ユーザに喜ばれるコンテンツが提供できるはずです。そして、これら3つをこうした政策をすれば、安直に携帯サイトはデスクトップ版のコンテンツを制限したものにするといった判断はしないはずです。 コンテンツは箱を埋めるものではない コンテンツが重要だということは誰もが理解していることだと思います。しかし、SEO、マーケティング、UI、UX、デザイン、CMS、HTML5、CSS3、JavaScriptなど、ウェブ制作に必要な様々なタスクに埋もれて、コンテンツが二の次、または、「箱を埋めるもの」になっていないでしょうか?ナビゲーションや広告、きぎょの独りよがりなコンテンツで埋めつくされ、ユーザが求めるものを提供できなくなったウェブサイトはユーザに見捨てられてしまいます。モバイルの波の第2波、第3波として、「コンテンツ・ファースト – コンテンツ起点の制作」の波も業界に押し寄せています。 コンテンツの重要性を訴える試み 米ウェブ業界のスーパースターZeldman氏が彼のブログで、ナビゲーションを無くし、大きなフォントサイズ(デスクトップで見ると大きすぎ?)を使ってデザインをリニューアルをしたことで話題を呼びました。彼は「デザイナーがコンテンツにフォーカスしなければ、ユーザがReadabilityやInstapaperのようなサービスを使ってそうするだけだ」と英雑誌「.net」の「Jeffrey Zeldman on his web Design Manifesto 2012」というインタビュー記事で語っています。 引用元  http://www.zeldman.com/2012/05/18/web-design-manifesto-2012/ 記事引用元 渡辺 竜 著 レスポンシブWebデザイン
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