危険な行動をしない
1.不審メールのURLなどをクリックしない不審なメールが届いたら、開いてはいけません。メールの中身をプレビューするだけでもウイルスに感染してしまう恐れがあります。間違って開いてしまっても、文面にあるURLをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしてはいけません。
不審なメールとは例えば、心当たりのないファイルが添付されたメール、知人が差出人なのにタイトルがいつもと違って英文のメール、本文内のURLに誘導してクリックさせようとするメールなど。ちょっとでも違和感を感じたら、慎重に行動しましょう。
2.怪しいウェブサイトを訪れない悪質なホームページの中には、ウイルスが埋め込まれていて、ブラウザで閲覧するだけでウイルスに感染してしまうものもあります。企業や団体などの公式ホームページが何者かの不正侵入によって書き換えられ、そこにウイルスが埋め込まれるケースもあります。すると、そのサイトを閲覧した一般ユーザーもウイルスに感染してしまいます。
また、ホームページを閲覧しているときに「あなたのコンピュータはウイルスに感染しています」のような表示が出る場合があります。表示される指示に従って進むと、偽のウイルス対策ソフトをインストールするように求められますが、そのソフトに実はウイルスが仕込まれているのです。怪しいメッセージが表示されたら、クリックしてはいけません。
3.不審なソフトをインストールしないソフトウェアをインストールするときは、信頼できるサイトからダウンロードするか、信頼できる発行元から販売・配布されているものであることを確認しましょう。
入手したソフトは、インストールする前にウイルス対策ソフトで必ずチェックしましょう。それが悪質なソフトウェアであれば、ウイルスやスパイウェアなどが仕掛けられている可能性があります。ウイルス対策ソフトのチェックの結果、危険性が指摘された場合は、指示に従ってすぐに削除することも大切です。